昨日よりさらに少ない人数でした。

平成28年5月20日(金)

 

体調不良のため、当日キャンセル者も出て昨日よりさらに少ない人数でした。

習い事は体調が悪ければ休める。

たしかにそうかもしれませんが、スポーツをやる以上、体調管理は練習することよりも大切なことだとおもいます。

自分のスタンスで、好きな時間に好きなだけやるのは、スポーツではなく運動です。

 

我が家の3男も3歳からソフトテニスを始めて3年、現在小学1年生ですが、練習は毎週3回、さすがにインフルエンザの時だけ休みましたがそれ以外で練習を休んだ事はありません。

疲れたり体調不良になって練習ができなくなるとダメだから、何曜日はお友達とは遊ばないって保育園児が理解していました。

目標とかではなく、ただ単純にテニスが好きで、上手くなりたいって気持ちだけで出来ています。

 

スポーツは仲間がいて、対戦者がいて、日頃から鍛えた心技体全てでぶつかり合い、競い合い、それを糧にまた自分に目標をたてて、また鍛え直したり、日常そのものがそのスポーツに係る事こそ上達、勝利に繋がるものです。

ソフトテニスもトップ選手などに聞くと、中学時代は寝る時もラケットを持って寝てたとか、毎日帰宅してから10キロランニングしてたとか、自己管理能力はそれは聞いて驚くことばかりでした。

 

今年の中学の岡崎市のレベルは低いと言われておりますが、テニスのセンスや能力の差ではないと観ていて感じます。

自己管理能力の低さだろうと感じています。

何が違うか?去年の岡崎の子たちは確かに西三河、県、全国と優秀な成績を修める子がたくさんいました、彼らはテニス中心の日常であったと思います。

テニスがやれなくなると困るから体調不良にならないように日頃から気をつける、テニスがやれなくなると困るから怪我をしないように気をつける、テニスがやれなくなると困るから居残り勉強にならないよう宿題は絶対やる。

こんなざっくりな考えのもとだとは思いますが、これがブレない。

勉強は中学テニスをやらなくても良くなってから目一杯やるから今はテニスに集中したい。と親に伝え、親を黙らせるぐらいな事が言える立派な子がいたことも知っています。

もちろんその子は中学テニス引退直後から約束通り、今度は受験勉強に明け暮れていたとも聞いています。

きっとその子はテニスも受験も自己管理の自己責任のもとやりきったはずなので、悔いはないことでしょう。

 

つまりは自分のテニスへの思いが今年の子より強いだけの差だと思います。

もちろんそれを理解してあげられ、やらせてあげられる親の熱意もありました。

 

もしかした子供たちは強い気持ちを持っているかもしれません、でもお父さんお母さんの言う事を聞いて、やりたくてもやれないと思っているかもしれません。

親が何気なく子供の上達の可能性を邪魔をしている場合もあると言うことです。

 

私も自分の子はこうだ!と思っていた事がありましたが、それは意外と親の身勝手な考えで、子供は違った事実があった事を伝えたいです。

体調不良の時も、「やめておくか?」と聞くよりも「行けるか?」にするとか。

親の決断を聞くような感じではなく、本人の決断にさせる、自己管理させる、自己管理は自己責任であり、スポーツをする以上、勝敗に左右される大事な事だと思います。

心配している話し方ではなく応援する話し方にしてみたら、もしかしたら一気にうまくなる子も中にはたくさん居そうな気がしています。

 

今日のブログは長々となってしまいましたが、中学3年生の生徒たちに悔いの残らないよう立ち向かってほしい思いでいっぱいです。